僕らははてブを愛しすぎていた

はてブを愛しすぎた故に、憎悪に彩られた何方かへ。

はてブと小説や文章の感覚みたいなもの

あけましておめでとうございます。そろそろこのブログも飽きてきたんだけど、あるとたまに便利なので、やっぱりたまに更新するだろう。よろしくお願いいたします。

言わずもがなバズっている、この記事だが。

cruel.hatenablog.com

ブコメ、小説に対するいろんな感覚があることがわかる。おもしろい。

以下のようなのとか。

とても読めない けどせっかくのAIなんだからもっと向いてることをさせるのはどうなんだろう こうやって話題になるのだからこれで正しいのか

このコメント氏は、今回の文章をまっすぐに楽しんでる人たちなど信じられないのだろうなと感じる。

マルコフ連鎖で文章生成」するプログラムに映画のあらすじ食わせれば似たような感じでもっと面白いのが大量にできるよ(10年前に流行った)。これは知能じゃない。

 「「マルコフ連鎖で文章生成」するプログラム」こそ知能じゃなかろう。偶然なんだもの。「もっと面白いの」が知能の判断基準だとすれば異論はないけどね。

ほかにもマルコフ連鎖うんぬんというコメントがあるけど、これ、AIが文章を書いているんだからねって話なんだよな。継ぎ接ぎでオモシロ文章になってるわけじゃない。

しかし支離滅裂すぎて小説かなあ

人間って秩序的な生き物なんだなぁと思える話

なんてのは、控えめに示唆的ではあるが。

感動の意味がわからないね。構成もストーリーもあったもんじゃない。こういうのが好みなら精神異常の人が書いた文章を探してみたら良い

構成もストーリーもしっちゃかめっちゃかでも面白い文章というのはあって、精神恒常の方の文章でも構成もストーリーもあったもんじゃない文章もたくさんあって、つまるところ好みの話ではない。AIがこの文章を書いたという話なんですってば。

創造性というのは、むしろ型にはめる事なので、この人は創造性について根本的に勘違いしている。このAI文章は型にはまっていないから意味不明なデタラメなのである。

というようなコメントは、以下の

英語としては、文法的に正しい。それどころか、読みやすい。J・K・ローリングの文体の特徴を捉えているとさえいえる。リズムとかね。なのにわけわかんない。確かに衝撃的だわ。

というようなコメントに相殺される。

ジェイムズ・ジョイスラヴクラフトをあげてるひとも居るのも面白い。

ざっと見た感じ、こんな感じ。