はてブと夢幻三剣士
この記事を読んだ。
90年代半ばドラは私自身が直撃世代ということもあって、どれも思い入れがある。本記事とはてブがおもしろいなと思ったのは、「カルト的」とか「失敗作扱い」が意外というコメントだ。
いやー、夢幻三剣士、物語が一見して破綻しているからやっぱり、かなり失敗作扱いでいいと思うんだよね。「カルト的人気」というのは分からぬが、やっぱりそれでも好きなわけで。そういう意味でカルト的というのは分かる。
そもそも記事の冒頭にあるカット、まだ現実でドラえもんが何の関与もしてないのにトリホーがいるんだよね、確か。そのへんの説明も理由付けもなかなかしづらいので、これは鑑賞後の違和感が強く残り、やはり消化できない。
あとは、たまに挙げられているのを目にするけど、ジャイアンとスネ夫の離脱がショッキングな作品である。最終決戦あたりで居なくなっちゃうからね。これもかなり異色であった。
この作品、まず夢でなんでもできるっての魅力がすぎるし、冒頭でそうそうにのび太にNGを喰らったアトランティスが沈む夢とかもメチャおもしろそうだし、細かいところが絶妙に面白いんだよな。
あれこれ思い出してきたけど、長くなるので割愛。
で、何を思ったかっていうと、好きな作品については成功も失敗もクソもないっていう身も蓋もない話ですね。
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元記事で紹介されているラストの学校のシーンは映画オリジナルで原作マンガにはないような気がするがどうだったっけな。
追記。
そういえば思い出したけど、冒頭の夢に出てくるドライオンが珠玉の出来栄えで可愛いんだよね。